なよやか
なよやか
形容動詞
標準
supple
文例 · 用例
右と左へ、なよやかに脇を開いて、扱帯の端が縁を離れた。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」 と心細さうに、なよやかな其の肩を見た。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
)媛神 (鬢に真白き手を、矢を黒髪に、女性の最も優しく、なよやかなる容儀見ゆ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
姿も、なよやか、気の優しい奥さんですって。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
」と袂を啣えて一い二ウ三い四ウ、都の手振なよやかに、柳の腰つきしなやかなるを、女の児は傍目も触らず、首傾けて恍惚れいる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 婦は声を受けて、何となく、なよやかな袖を揺がしながら、黙って白湯を注いでいる。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
立居其の度になよやかなる玉の骨、一つ/\琴の絲の如く微妙の響を作して、聞くものの血を刺し、肉を碎かしめき。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
初更に至るや、病める妻なよやかに起きて、粉黛盛粧都雅を極め、女婢をして件の駿馬を引出させ、鞍を置きて階前より飜然と乘る。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
作例 · 標準
彼女のなよやかな指先が、ピアノの鍵盤の上を軽やかに舞う。
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春の微風に誘われて、柳の枝がなよやかに揺れている。
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そのシルクのドレスは、モデルのなよやかな体格をより一層引き立てていた。
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