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暗黒色

あんこくしょく
名詞
1
標準
文例 · 用例
この時期を経過して他の暗黒色に化けるまで毛布の命が続くかどうだかは、疑問である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
振返つて、仰いで見ると、草山はまだ薄赤く夕陽を受けて、その光は下の方から次第に、暗黒色に喰はれて行くが、麓の松林の上、小村の上を、薄闇が包むころまでも、その頂はほの明るく輝いてゐる。
吉江喬松 山岳美觀 青空文庫
地平の一線をくぎりに野は一面に暗黒色に充たされ、空はやや薄い水色に曇っていた。
地に潜むもの 地上 青空文庫
しからざれば陰惨な光景を呈して灰白色となり、暗黒色となり、雷鳴を起し、電光を発し、風を呼び、雨をみなぎらせるのであるが、そのはじめに於て、千変万化の行動に関して、吾人のはかり知ることを許さないのが雲である。
小川未明 常に自然は語る 青空文庫
これには鎔岩の粉末が加はつてゐるから多少暗黒色に見える。
今村明恒 火山の話 青空文庫
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暗黒色(あんこくしょく)は、暗黒を表した色で、日本の伝統色である。JIS規格外の色。

出典: 暗黒色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0