阿呆面
あほづら
名詞
標準
文例 · 用例
あの阿呆面の男がよくも郵便物を盗んだものだ。
— 平出修 『公判』 青空文庫
――気まぐれな植民地育ちの夢想児は、日本の土を踏んで、祖国の鈍重な阿呆面に、失望し、退屈したあげく、苦り切って一人お芝居をした。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
といふのは、嘘のないところ、僕自身の阿呆面が見えるのだ。
— 北條民雄 『書けない原稿』 青空文庫
あの阿呆面見んかいナ。
— 高浜虚子 『斑鳩物語』 青空文庫
(仙太返事をせずに下を向いている)まず権兵衛殿、阿呆面にクソでもひっかけられねえ用心でもしなよ、へへへ。
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
マイラのところにたどり着いた看護人は阿呆面で彼女を見下ろしていた。
— H・ビーム・パイパー H. Beam Piper 『最愛の君』 青空文庫