大きすぎる
おおきすぎる
動詞-一段
標準
to be oversized (overloud, etc.)
文例 · 用例
そこに此の世の喜びの話や悲しみの話は、彼のためには大きすぎる声で語られ、彼の瞳はうるみ、語り手は去つてゆく。
— 中原中也 『疲れやつれた美しい顔』 青空文庫
) さて以上の◇名詩集に就いて一應所感を述べてみたいが、今手許に本がそろつて居ないし、それに仕事が大きすぎる故、ここには他を略し最も自分と親しみの深い北原白秋氏の「思ひ出」に就いて、簡單に批評をかいて見たい。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
惣助はそのあくびの大きすぎるのを気に病み、祝辞を述べにやって来る親戚の者たちへ肩身のせまい思いをした。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
僕の幸福は、これではあまり大きすぎるから。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
顔面の大きすぎる故か。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
頸がひょろひょろ長く、植物のような感じで、ひ弱く、感冒除けの黒いマスクをして、灰色の大きすぎるハンチングを耳が隠れてしまっているほど、まぶかに被り、流石にその顔は伏せて、「金を出せえ。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
その原稿に対しての、私の期待が大きすぎるのかも知れないが、私は戦線に、私たち丙種のものには、それこそ逆立ちしたって思いつかない全然新らしい感動と思索が在るのではないかと思っているのだ。
— ――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 『鴎』 青空文庫
月々、田舎から充分の仕送りがあるので、四畳半と六畳と八畳の、ひとり者としては、稍や大きすぎるくらいの家を借りて、毎晩さわいでいる。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
作例 · 標準
例句