良運
りょううん
名詞
標準
文例 · 用例
そこで「どうせ今の世の中は利己主義が勝つんで、俺が社会改良運動に携つて目玉を剥いて見た処で何にもなりやしないんだ。
— 葉山嘉樹 『工場の窓より』 青空文庫
そればかりでなくミルや、シヂウィックや、英国経験学派の系統を引く功利主義の倫理学はほとんどことごとく「最大多数の最大幸福」を社会理想として実現せんとする、多かれ少なかれ、社会改良運動の実践と結びついたものであり、現実のイギリス社会に影響する所大であったものである。
— ――教養と倫理学―― 『学生と教養』 青空文庫
その書物といふのは、あるドイツ人の書いたフランス国語史でありまして、そのなかの十七世紀から十八世紀にかけての所謂、国語改良運動について書かれた部分であります。
— 岸田國士 『文学者の一人として見た現代日本語』 青空文庫
謎の助太刀人が恐怖を押し殺し見つけ出し、貧しい人々がチャンスをつかむ、結局、涙世界にも良運があるじゃないか。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫