左褄を取る
ひだりづまをとる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to become a geisha
文例 · 用例
左褄を取ることも「いき」の表現である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
……爺さんは実に、前刻にお孝にもその由を話したが……平時は、縁日廻りをするにも、お千世が左褄を取るこの河岸あたりは憚っていたのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
内の都合で、生れると直ぐ音信不通の約束で他へ養女に遣わしたのが、年を経て風の便に聞くと、それも一家流転して、同じく、左褄を取る身になったという。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
この夢八こそは、当り矢のお艶、というよりも、諏訪栄三郎の妻お艶が、ふたたび浮き世の浪に押され揉まれて、慣れぬ左褄を取る仮りの名であった。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は厳しい修行を経て、ついに左褄を取ることを決意した。
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おばあちゃん、若かった頃に左褄を取っていたって本当?
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多くの女性が、華やかな世界に憧れて左褄を取ることを夢見た。
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