焼糞
しょうふん
名詞
標準
文例 · 用例
俥がなくては商売が出来ず、まる二日は魂が抜けたようになって、あちこち探しまわったり、「ああ、もう焼糞や。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
峠は近道(いひかへれば旧道)を歩いた、道連れとして面白い人物が待つてゐた、彼は酒好きの左官、女房に死なれて焼糞になつてゐるが、近く後妻を貰ふつもり、どうでせうかと訊く、是非お貰ひなさい、それが最も賢明な策ですと勧説して別れた。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
アンマリ気が急いていたもんだからウッカリして引剥ぐのを忘れていたもんだが、見破られたと思ったから吾輩はイキナリ焼糞になってしまった。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
」 燒糞のやうに言つて、助役は方々を見※はしてゐた。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫