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趣味性

しゅみせい
名詞
1
標準
particular interest
文例 · 用例
年久しくも友の求めて居たものは、高貴なる貴族的の人格とその教養ある趣味性であつた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
そして私の貴族めいたエゴイズムの思想と、一種の偏重した趣味性とは、不思議にも我が友のいたく悦ぶ所となつた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
)一方また室生君の方では、自分で深くその野性を羞恥して居り、常に「教養ある紳士」といふやうなことをイデアにして居たので、教養や趣味性の上で文化的にレフアインされた芥川君が、世にも珍しく理想の人物に思はれたのである。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
言はばこれ等の人々の俳句は、多く皆「文人の余技」と言ふだけの価値に過ぎず、単に趣味性の好事としか見られないのである。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
「侏儒の言葉」は、言はば頭脳の機智だけで――しかも機智を誇るために――書いた文学で才人としての彼の病所と欠点とを、露骨に出したやうな文学であつたが、同じやうにまた彼の俳句も、その末梢神経的の凝り性と趣味性とを、文学的ヂレツタンチズムの衒気で露出したやうなものであつた。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
すべて人はその第一義的な仕事に於て、思想と情熱の全意力を傾注し、第二義的な仕事即ち余技に於ては、単に趣味性のみを抽象的に遊離して享楽する。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
室生氏の場合も亦これと同じく、彼の句作の態度には、趣味性の遊離した享楽(ヂレツタンチズム)が多分にある。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
だがそれにも拘らず、彼はその趣味性の享楽を生活化し、ヂレツタンチズムを肉体化することによつて、不思議な個性的芸術を創造するところの、日本茶道精神の奥義を知つてる。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
作例 · 標準
その新型バイクは、実用性よりも趣味性を重視したニッチな層向けのモデルだ。
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クラシックカーの魅力は、現代の車にはない独特の趣味性と所有する喜びにある。
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デジタル時代だからこそ、フィルムカメラのような趣味性の高いアナログ製品が注目されている。
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