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浪曲

ろうきょく
名詞
1
標準
rōkyoku
文例 · 用例
目のくりくりした丸顔で、玉も撞くし映画も見るが、浪曲は何よりも好きで、機嫌のいい時は楽燕張りの節廻しで、独りで南部坂を唸ったりしていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
ハ、日本音楽文化協会、日本浪曲協会の独自の活動に始まる空襲直後の芸能事業は、更に、演芸各部門を組合せた慰問隊の活動となるであらう。
岸田國士 空襲時に於ける興行非常対策について 青空文庫
彼女たちは多く岡本美根なにがしを名乗つて、源氏節出語りで芝居を演ることのちの浪曲劇に等しく、この芝居の中でいろいろ露骨な煽情的なことが行はれたのである。
正岡容 寄席風流 青空文庫
その前後、「文芸落語」と銘打って(酒井雲が文芸浪曲とて、菊池寛や長谷川伸文学を上演していた最盛期だった!
正岡容 わが寄席青春録 青空文庫
御園座の時は、死んだ先代の丸一小仙、柳橋で幇間になった先代三遊亭圓遊、今の桂文楽君と私とで、その前講に看板へ名もつらねず出演していたのだが、数年後めきめきと売り出したのが寿々木米若君で、この時は第一回渡米から帰り立ての青年浪曲師だった。
正岡容 わが寄席青春録 青空文庫
第二話 浪曲師たち 春は虎杖の葉が薄紅色に河原へ萌え、夏は青々と無花果が垣に茂り、秋は風祭へ続く芒野、冬は色づく蜜柑畑と、相州小田原は早川べりに、ずいぶん風流めかした居を卜としても、無教養で醜い安女給との同棲は、しょせんが私のアルコール中毒を深めていくばかりだった。
正岡容 わが寄席青春録 青空文庫
)くれ」と手を突き出すくせに、一番彼が気の弱いところのあるのも、浪曲界の元老浪花亭峰吉を実父に、先代木村重友を養父に、しょせん名家の生まれだからか。
正岡容 わが寄席青春録 青空文庫
いまだ牧野吉晴君が青年画家で、即興の浪曲自伝を唸り、夭折した詩人の宮島貞丈君は、顔面筋肉を伸縮させるだけの百面相を演り、大河内から栗島すみ子、酒井米子まで巧みに見せた。
正岡容 わが寄席青春録 青空文庫
作例 · 標準
祖父は浪曲が好きで、ラジオから流れる名人のうなりにじっと耳を傾けていた。
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浅草の演芸ホールでは、今でも浪曲の定席が設けられている。
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彼は子供の頃に聞いた浪曲の「清水次郎長伝」に感動し、浪曲師になることを決意した。
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