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麦田

むぎた
名詞
1
標準
rice field used to grow wheat
文例 · 用例
麦田には風が低く打ち、おぼろで、灰色だつた。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
・ふるさとはおもひではこぼれ菜の花も なんと長い汽車が麦田のなかを・ぼけが咲いてふるさとのかたすみに・けふはこれだけ拓いたといふ山肌のうるほひ・水に雲が明けてくる鉄橋のかげ   妹の家を訪ねて二句・門をはいれば匂ふはその沈丁花 しきりに尾をふる犬がゐてふるさと 三月二十四日 雨、だん/\晴れてきた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
・春あを/\とあつい風呂此宿は見かけよりもよかつた、町はづれで、裏坐敷からのながめがよかつた、遠山の姿もよい、いちめんの花菜田、それを点綴する麦田(此地方は麦よりも菜種を多く作る)その間を流れてくる川一すぢ、晴れわたつた空、吹くともなく吹く風、馬、人、犬、――すべてがうつくしい春のあらはれだつた。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
どこの麦田に雲雀が巣を営んでいるかを見当つけるには、雲雀の餌をくわえて子供のところへ運んでゆく姿をまず発見しなければならないのである。
佐藤垢石 探巣遅日 青空文庫
麦田と桑畑が、はてもなく続いている。
佐藤垢石 探巣遅日 青空文庫
麦田の上を春の風がそよそよと吹いて、おだやかな容の榛名山が、遠く大霞を着て北の空に聳えていた。
佐藤垢石 探巣遅日 青空文庫
四十年前菱形であった麦田は、いまもなお昔のままの菱形であった。
佐藤垢石 わが童心 青空文庫
父は夕方になると山襞に添って黒くひろがる斑点を指して、幼い私に「白川狐」の物語を、麦田打つ手を休めて、語ってくれた。
佐藤垢石 わが童心 青空文庫
作例 · 標準
春には緑の麦田が、秋には黄金色の稲田が広がる美しい風景だ。
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麦田のあぜ道を子供たちが元気よく走り回っている。
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農家の人たちは、来年の収穫に向けて麦田の手入れを始めた。
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