見越し
みこし
名詞形容詞-語幹頻度ランク #19157 · 青空 48 例
標準
anticipation
文例 · 用例
貝原もそれを見越して父に安心しているのではないか。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
端界に相場が出るのを見越して持っていた僅かばかりの米も、半ばは食ってしまった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
私は草を敷いて身を横たえ、数百年斧の入れたことのない欝たる深林の上を見越しに、近郊の田園を望んで楽しんだことも幾度であるかわかりませんほどでした。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
彼は彼で祕かにそれを見越して、それを拒否する意志の働くのを斷念する傾きが出來てゐたのだつた。
— 梶井基次郎 『奎吉』 青空文庫
四方板べいで囲まれ、すみに用水おけが置いてある、板べいの一方は見越しに夏みかんの木らしく暗く茂ったのがその頂を出している、月の光はくっきりと地に印して寂として人のけはいもない。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
」と手水鉢から見越して言った。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」と薄目で見越して、猪口は紅を噛んだかと思う、微笑のお孝の唇。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……唯吉を見越した端に、心持、會釋に下げた頸の色が、鬢を透かして白い事!
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
作例 · 標準
将来の人口減少を見越し、インフラ整備の計画を大幅に見直した。
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週末の混雑を見越し、あらかじめレストランの予約を入れておく。
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円高への進行を見越し、今のうちに海外旅行の航空券を購入した。
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標準
looking over (e.g. a fence)
作例 · 標準
隣の家との境にある生垣を見越しにして、通りの様子をうかがう。
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塀を見越して咲く立派な松の枝が、道行く人の目を楽しませている。
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二階の窓から庭の向こうを見越し、遠くの山々を眺めるのが日課だ。
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