幻辞.com

露ほど

つゆほど
副詞
1
標準
(even) a little bit
文例 · 用例
十年互いに知りてついに路傍の石に置く露ほどの思いなく打ち過ぐるも人と人との交わりなり、今日見て今夜語り、その夜の夢に互いに行く末を契るも人と人との縁なり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
家族の人たちに対しても彼はそれに手加減をする理由は露ほども見出さないのだ。
有島武郎 星座 青空文庫
あるところでは言葉が震え、あるところでは涙が溢れでようとしたけれども、おぬいは露ほどもそれを渡瀬さんに気取られたくはなかった。
有島武郎 星座 青空文庫
文学者なんて奴は、尾鰭をつけることがうまいですからね」 渡瀬さんはこだわりなさそうに笑ったが、やがていくらかまじめになって、「今日はお母さんは……お留守ですか」「診察に出かけました……よろしくと申していました」 正しい心がけで……おぬいは怖れることは露ほどもないと心を落ちつけた。
有島武郎 星座 青空文庫
露ほどの覚えもないことをひがんで取って、奥様一流の針のような皮肉で、いたたまれないほど責めさいなむのだった。
有島武郎 星座 青空文庫
そしてこの事業に手をつけるについては、はたしてそれに当るだけの力量のあるなしは分らないとしても、あらゆる点において残るところなく考えぬき、しかも露ほどの心の後ろめたさも感じてはいないということにかけて、園の心は小ゆるぎもしなかった。
有島武郎 星座 青空文庫
でもお末には生にすがると云ふやうな風は露ほども見えなかつた。
有島武郎 お末の死 青空文庫
寝衣を見ると、どこも露ほども濡れてはおらぬ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
彼の言うことなど、露ほども信じていない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
昨日の失敗について、彼女は露ほども後悔していない様子だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
隠し事が露ほども漏れないよう、細心の注意を払った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
露ほど(つゆほど) — 幻辞.com