同じ年
おなじとし異読 おなじどし
名詞
標準
same age
文例 · 用例
そして五六|人の同じ年頃の小供がやはり身動きもしないで婆さん達の周圍を取り卷いて居るのである。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
源叔父の独子幸助海に溺れて失せし同じ年の秋、一人の女乞食|日向の方より迷いきて佐伯の町に足をとどめぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
それでも、彼と同じ年恰好の者のうちでは、誰れにも負けず、物事をよく知っていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
同じ年恰好の老婆、小さく痩せていて胸が鎧扉のようにでこぼこしている。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
二 同じ年の夏である。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
けれども何より嬉しくって今思いだしても堪りませんのは同じ年ごろの従兄弟と二人で遊ぶことでした。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
珪次はそのとき私と同じ年の二十一で、みずみずした青年でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
が、抱主の家へは自分の了簡でも遠慮をするだけ、可愛い孫の顔は、長者星ほど宵から目先にちらつくので、同じ年齢の、同じ風俗の若い妓でも、同じ土地で見たさの余り、ふとこの夜に限って、西河岸の隅へ出たのであった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
例句