幻辞.com

手遊び

てすさび
名詞
1
標準
diversion
文例 · 用例
あゝ、あの、手遊びの青首の鴨だ、と見ると、續いて、追ひ状に袖の下を拔けたのは、緋に黄色に、艶々とした鴛鴦である。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
此方が手遊びに拵える、五位鷺の船頭は、翼で舵取り、嘴で漕いで、水の中で火を吐くとな………』『天守の上から御覧なされ、太夫ほんの前芸にござります、ヘツヘツヘツ』とチヨンと頭を下げて揉手を為て言ふ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
とはいえ場所はよし、和尚の取持はよし、麓の一本道に見張りさえ付けておけば、手入れの心配は毛頭ないので、入れ代り立代り寄り集まって手遊びするものの絶えぬところが面白い。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
もとより子供の手遊びに過ぎないもので、普通の太鼓よりも遙かに値が廉いので流行り出したのである。
河豚太鼓 半七捕物帳 青空文庫
そういう面積を標準としたことは出来た馬鈴薯を売りものにしないという目安に立ってのことであろうが、田舎で本ものの馬鈴薯畑を見たり、裸足を甲までも柔かい畑土にうずめて馬鈴薯ほりをした思い出からは、云われていることが何か手遊びめいた感じで妙な気がした。
――なすよしもなき馬鈴薯と綿―― 昔を今に 青空文庫
「紙らしく見受けますな」「はははは、手遊びの――これは、嚇かしで、昔の楠公の――」「めっそうな、お武家様。
直木三十五 三人の相馬大作 青空文庫
久恵の賃仕事と敏子のデパート勤めとが済んだ宵の、手遊びなのである。
豊島与志雄 女心の強ければ 青空文庫
わたくしの母と祖母とは維新前、武家の屋敷にゐた頃、手遊びにつくり馴れてゐた千代紙の細工物や押絵などをこしらへて出品してゐたので、わたくしも一二度父母に伴はれて陳列場に行つたことがある。
永井荷風 冬の夜がたり 青空文庫
作例 · 標準
会議中、退屈のあまり手遊びでペンを回していたら、上司に注意された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
祖母は庭の草花を摘んで、ちょっとした手遊びに小さな籠を編んでくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
幼い頃、雨の日は折り紙などの手遊びをして室内で過ごした記憶がある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

手遊び(てあそび)または指遊び(ゆびあそび)とは、幼児の注意を促し、発達を促進するために行う遊びの一種で、音楽や言葉のリズムに合わせながら手指の運動を行う。そのための音楽が手遊び歌と呼ばれている。近年、教材集が多く出版され、インターネット上でも関心が集まっている。手遊びの起源が童歌であるという。

出典: 手遊び — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0