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遠のく

とおのく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #42983 · 青空 544
1
標準
to move off (into the distance)
文例 · 用例
しおれた女の足音が遠のくと、ミサコは女記者が青バスに太い拳をさしあげるのを見た。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
川の岸に並び立っている倉庫は、つぎつぎに私を見送り、やがて遠のく
太宰治 佐渡 青空文庫
それが遠のくと、また心臟だ――息切れだ。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
枕許の雑音が、だん/\遠のくと同時に、それが快い微妙な、小鳥の囀か何かのように、意味もない音声に変ってしまって居た。
菊池寛 極楽 青空文庫
こうして数を読んで行くうちに、頭の中がしんしんと冴えるようになって行ったと思うと、世の中がひとりでに遠のくように思えた。
有島武郎 或る女 青空文庫
三唖も旋毛の少々曲った変梃な男だから嫌気がさして復た暫らく足を遠のくと、今度は他の家へはマメに出掛けるくせに社のものの方へはまるきり鼬の道てのは余まり義理を知らなさ過ぎるぜと、一々不義理を数え立てられてネチネチと油を搾られた。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
三四郎は九州から山陽線に移って、だんだん京大阪へ近づいて来るうちに、女の色が次第に白くなるのでいつのまにか故郷を遠のくような哀れを感じていた。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
私が近附くと向うが隠れ、私が遠のくと向うがバタバタとついて来たのではないか。
松永延造 職工と微笑 青空文庫
作例 · 標準
船はだんだん沖へ遠のいていった。
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飛行機が空高く遠のいていくのが見えた。
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彼が去っていく後ろ姿が、次第に遠のいていった。
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2
標準
to drift away (from a person, activity, etc.)
作例 · 標準
忙しくなって、趣味から足が遠のいてしまった。
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あの事件以来、彼とは連絡が遠のいている
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近年、若者の活字離れが遠のくことなく続いている。
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遠のく(とおのく) — 幻辞.com