剣難
けんなん
名詞
標準
(calamity of) perishing by the sword
文例 · 用例
方々の卜者にみて貰ったら、剣難があるの、水難があるのと云われたそうで、おっかさんはなおなお苦労しているんです。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
お静は田町へ行って綾衣の生まれ月日を言うと、占い者は又もひたいに皺を寄せて、この女には剣難の相があると言った。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
そのときに自分が或る花魁に頼まれて行ったら、剣難の相があると言われてびっくりしたというようなことを、うっかりしゃべった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
剣難といえば先ずひとに斬られるか、みずからそこなうかの二つである。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
大菱屋の亭主も自分の抱え遊女のうちから剣難の相があるという綾衣を見いだした時に、彼は未来の恐るべき禍いを想像するに堪えなかった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
その矢先きへ、綾衣のひたいに剣難の極印が打たれたと聞いては、彼がおびえたのも無理はなかった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
剣難の相があると言われたことも今更のように思い出された。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
剣難の相があると言った占い者の予言が、いよいよ嘘でないように思い当られてきた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
作例 · 標準
あの武将は、幾多の戦いを生き延びたが、最後は剣難に遭った。
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剣難を避けるため、彼は常に周囲への警戒を怠らなかった。
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古い物語には、剣難から逃れる英雄の伝説が多く語られている。
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