費途
ひと
名詞頻度ランク #2044 · 青空 9 例
標準
(way of) spending
文例 · 用例
私はそれを諸君全体に寄付して、向後の費途に充てるよう取り計らうつもりでいます。
— 有島武郎 『小作人への告別』 青空文庫
またすべての青年の権利たる教育がその一部分――富有なる父兄をもった一部分だけの特権となり、さらにそれが無法なる試験制度のためにさらにまた約三分の一だけに限られている事実や、国民の最大多数の食事を制限している高率の租税の費途なども目撃している。
— 石川啄木 『時代閉塞の現状』 青空文庫
納税資格ガ選擧權ノ有無ヲ決スル各國ノ制度ハ議會ノ濫觴ガ皇家ノ徴税ニ對シテ其ノ費途ヲ監視セントシタル英國ニ發スト雖モ、日本國自身ノ原則トシテハ國民タル權利ノ上ニ立テサルヘカラス。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
月を踰えて枳園は再び遺骨を奉じて入府し、又榛軒の金を受け、又これを他の費途に充て、又遺骨を奉じて浦賀に帰つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
しかし全く君のために売られたのだ、わが輩を売るのは一個人の事だが、君はまだその上に――いやいうまい、三千円の費途は聞くまい。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
「おもしろいぞ三ブちゃん、ぼくの身の廻りにそんな鍵なんかあろうとは思われないが、ともかくも、巨億の富を賭けた九つの鍵を探し、それを正しい費途に向けるのは、すばらしい冒険じゃないか。
— 野村胡堂 『九つの鍵』 青空文庫
租税の費途 中央政府はその集まった物品及び税金を何に使用して居るかといいますと、その大部分は僧侶を養うことに使用するです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
支那に於ける税の費途|如何というに、王者はこれを以て土木を興し、宮殿を営み、奢侈を尽せば、その身辺を囲繞する官僚はまたこれを以て土地を買い、貨殖を謀り、子孫のために身後の計をする。
— 大隈重信 『三たび東方の平和を論ず』 青空文庫
作例 · 標準
予算を組むにあたり、費途を明確にすることが重要だ。
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災害支援の募金は、費途が透明であることが求められる。
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彼は自分の給料の費途について、いつも計画的に考えている。
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