噂を立てられる
うわさをたてられる
表現動詞-一段
標準
to be gossiped about
文例 · 用例
根も葉も無い事で侮辱をうけるのと、はっきりした根拠があって噂を立てられるのと、どっちが、くやしいものか、考えてごらん。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
その火花を見つめながら)あなたのお母さんと、あなたの妹さんと、それからあなたと三人のいらっしゃる前で、あんなにしょっちゅうおいでになっては、ひとからへんな噂を立てられるにきまっているから、もうおいでにならないようにと申し上げて、それからぱったりあなたもおいでにならなくなって、(花火消える。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
『………口にするも恥づるやうなそんな噂を立てられるところを見ると、つまり私の教育家としての信任の無いのでせう。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
あの方のは噂だけかも知れないけれども、噂を立てられるだけでも厭ぢやありませんか?
— 石川啄木 『道』 青空文庫
何かのことにかかりあって、詰まらない噂を立てられるのを、その時代の人はひどく嫌っていたので、喜平は銭湯へゆくほかには、日が暮れてから外出することを当分さし止められてしまった。
— 柳原堤の女 『半七捕物帳』 青空文庫
師匠は相当の年配でもあり、かつは世に定評ある人であるから、よろこんで自分の一座に迎えるが、若い男ばかりの楽屋に若い女優をひき入れるというのは、楽屋の風紀の上にも面白くないことであり、世間からいろいろの噂を立てられるのも面倒であるから、九女八以外のわかい女は一切加入させない方針であると、川上は言った。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
他の子守りたちや子どもたちとそれに若い母親たちの群れの中で、彼らは妙な噂を立てられることもなく、いくつか言葉を交わすことができた。
— RED BRIDAL 『赤い婚礼』 青空文庫
ノズドゥリョフって奴は人間の屑だ、出鱈目な嘘をついたり、大袈裟なことを言って、飛んでもないことを吹聴して廻りかねないから、どんな悪い噂を立てられるやら、分ったものじゃない……。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
例句