黒虎
こくこ
名詞
標準
文例 · 用例
……黒海老、むかで、暗がらす、と不氣味になり、黒虎、青蜘蛛とすごくなる。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
泰山山脈の地下水が此処に豊富に噴出して、黒虎泉となり突泉は現在、十万余の人々に浄水を供給している。
— 豊島与志雄 『北支点描』 青空文庫
このあたりは、ほとんど岩山で、しかもくずれやすいぼろぼろの岩、ちょっと足をかけても、ガラガラとくだけ落ちる石ころの道ですが、この黒虎毛は、実にたくみに、軽くその上を飛び歩いて、決して石を落としません。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
案内の深沢さんが、一行の先頭に立つと、この黒虎毛は安心した様子で、百メートルぐらい先を歩いています。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
第一は黒色の勝ったもので、白色がかった綿毛に茶褐色の毛がまじり、その間にやや長目の黒毛が生えて不規則な虎斑になっているもので、私はこれを黒虎毛といっています。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
深沢さんの犬は、この黒虎毛に属するもので、森林地帯にはいって地上にうずくまると、虎斑が、木の枝や葉をもれる日光の、地上に影さす点々と同じように見えて、全く犬のいるのがわかりにくい保護色のような効果がありました。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
また両岸数十メートルの絶壁で、岸壁間に大丸太を横に渡し、その上に中丸太三本をたてにのせて、長い橋をかけ、下は激流が白アワをふいて流れ、目もくらむようなところでも、この黒虎毛は平気な顔をして、軽く渡って歩くのにはこれまた驚きました。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
私はむりに深沢さんに頼んで、この黒虎毛を譲り受け“百”と名付けました。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
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『黒虎』(くろとら)は、鈴木快の漫画作品。太平の世に突如空に現れた黒船によって徳川幕府は滅亡した。失われた平和を取り戻すべく『徳川十二支神将』の一つ、黒縞家の虎鉄は打倒黒船の旅に出る!
出典: 黒虎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0