ぶっつり
ぶっつり異読 ブッツリ・ぶつり・ブツリ
副詞副詞-と
標準
(breaking) with a snap (of a rope, string, etc.)
文例 · 用例
ぶっつりと、根もとから、たち切られているではありませんか。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
女たちがはしゃいだ調子で、その日のうちに陸の上で起こったいろいろな出来事――いろいろな出来事と言っても、きわだって珍しい事やおもしろい事は一つもない――を話し立てるのを、ぶっつり押し黙ったままで聞きながら歩く。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
甚助はぶっつり口をつぐんだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
こうっ、ぶっつり来たろう」「恐れ入りやす、へっへ、何せ最初からあの仕末なんで、下方連中は気を腐らすわ、雷門は頭を曲げるわ、和泉屋さんはおろおろするばかり、へっへっへ、仲へ立った私のお開きまでの苦労と言ったら――して、あなた様は何誰で?
— 牧逸馬 『助五郎余罪』 青空文庫
早くにげなくては……」 大時計が動き出したのは、今の余震で、振子をしばっていた古い紐がぶっつりと切れ、それで振子は大きくゆれだしたのだ。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
僧「此奴被り物を脱れ」 と被っている手拭を取ると、早四郎ではありませんで、此処の主人、胡麻塩交りのぶっつり切ったような髷の髪先の散ばった天窓で、お竹の無事な姿を見て、えゝと驚いてしかみ面をして居ります。
— 三遊亭圓朝 『菊模様皿山奇談』 青空文庫
「あの(極楽荘)はヴイコの町長の夏別荘だったんですが、この五年前からぶっつり来ないようになったので、まあ、ずるずるべったりに、部落の共同の倶楽部ということになっていたんです。
— タラノ音頭 ――コルシカ島の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
彼はぶっつり短かい、台十の様な平手を振り廻して怒鳴り散らした。
— 戸田豊子 『鋳物工場』 青空文庫
作例 · 標準
風船の口を縛ろうと強く引っ張ったら、ゴムがぶっつりと音を立てて切れてしまった。
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辞書を何冊も入れて歩いていたせいで、重さに耐えかねてカバンの持ち手がぶっつり千切れた。
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大事な取引先との電話の途中で、トンネルに入った途端に突然通話がぶっつりと途絶えた。
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標準
stabbing (with a knife, etc.)
作例 · 標準
裁縫をしていて、誤って鋭い針が指にぶっつりと深く刺さってしまい、思わず悲鳴を上げた。
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山道を歩いていたら巨大なアブに腕をぶっつり刺されて、そこが赤く大きく腫れ上がっている。
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採血で太い注射針を腕にぶっつりと刺されるあの瞬間は、何度経験しても一向に慣れない。
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