眉唾
まゆつば
名詞
標準
dubious tale
文例 · 用例
樺太本斗のエンヤラヤアノヤアは、こりゃ眉唾ものですよ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
福沢桃介が法螺丸にシテヤラレた話だって、眉唾ものかも知れないんだよ」 と狐を落すように卓をたたいても、「イヤ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
旅人これを顧み応うれば、夜必ずその棲所に至り人を傷つく、土人枕の中に蜈蚣を養い、頭に当て臥し、声あるを覚ゆれば枕を啓くと蜈蚣|疾く蛇に走り懸り、その脳を啗うというは大眉唾物だ(『淵鑑類函』四三九)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
馬またこの通りなるに、生まれ付いて駱駝流に行く馬があったとは眉唾物だろう。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
だが何うも此発見、少々眉唾物である。
— 国枝史郎 『半七雑感』 青空文庫
五年間一月三人とすると、総計一百八十件也で、夫人はインデアナへ来るまで他の土地でも盛んに殺っているのだから、全部で約二百、斯うなると余りにも「世界第一」で鳥渡眉唾ものである。
— 牧逸馬 『斧を持った夫人の像』 青空文庫
たとへば、円生はいいね、とか桂文楽(この人は天才である)は巧いとか寄席で囁いてゐるのは、どこまで信用していい声か些か眉唾物である。
— 武田麟太郎 『落語家たち』 青空文庫
彼等は素朴な高い叡智と調和に隈なくみたされた白日のように明澄な詩人の創作をば頓と見向きもしないで、そこいらの身のほど知らずが捏っちあげた、まるで自然をぶちこわして裏返しにしたような、怪しげな眉唾ものに飛びついてゆく。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話す武勇伝はいつも大げさなので、半分くらいは眉唾だと思って聞いている。
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「絶対に儲かる投資話があるんだ」なんて、どう考えても眉唾だろう。
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その新製品の劇的な効果については、今のところ眉唾だという意見が多い。
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標準
taking care not to be fooled
作例 · 標準
ネット上の不確かな情報に踊らされないよう、常に眉唾で接することが大切だ。
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彼はうまい儲け話を持ちかけられたが、眉唾で聞き流して難を逃れた。
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あまりに都合の良い話ばかり続くので、彼は眉唾になって周囲を警戒し始めた。
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