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糂粏

じんだ
名詞
1
標準
文例 · 用例
そうしてまた急に青白くなって、房々した頭髪の下に隠れている白い額にニジンダ生汗を、平手でジックリと拭い上げた。
夢野久作 女坑主 青空文庫
ワタクシモ、ニッポンジンダ」「ほほう、……」 と、太刀川はおどろいて、クイクイの神を見なおした。
海野十三 太平洋魔城 青空文庫
またネマガリダケあり、越後にてジンダケという。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
それで考へるのは東京でいふ糠味噌、關西でジンダともいふ粗惡な味噌は、本來はその材料にする粃から出た名であつたらしい。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
鹿角の毛馬内あたりでは、豆粢の柔かなものをジンダと呼び、正月十六日にはカユノシルの中へ、是を燒いて切つて入れた(ひだびと九卷一號)。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
他の地方でいふジンダは米の粉糠を寢かせたもので、今では主として漬物用であるが、古くは之も補食品であつた。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
ジンダミソ 甲州では陣立味噌と書き、又一夜味噌とも謂つて、武田信玄の古法だといふ説がある(續甲斐昔話集二八九頁)。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
小麥粉の花つけ(麹)を戰場に携へ、鹽と水とを合せて、之をジンダを掻くと謂つたといふが、他の地方の例を見比べると、是ではまだ一般の解説にならぬ。
柳田國男 食料名彙 青空文庫