犢子
犢子
名詞
標準
文例 · 用例
過去世一黒蛇あり、一犢子を螫した後穴に退いた。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
呪師羊の角もて呪したがなかなか出で来ぬから、更に犢子の前に火を燃して呪するとその火蜂と化って蛇穴に入った黒蛇蜂に螫され痛みに堪えず、穴を出でしを羊角で抄うて呪師の前に置いた。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また犢子は生まれながらに乳に趣くことを知り、猪羊の属はその生まれていまだいくばくならざるに、すなわち牝牡の合あることを知る。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
二八四 男子が女人に於て最少の愛あるも此を斷たざる間は其の意繋縛せらる、乳を飮む犢子の母に於けるが如し。
— 荻原雲來訳註 『法句經』 青空文庫