観自在
かんじざい
名詞
標準
Avalokiteshvara (Bodhisattva)
文例 · 用例
唐の不空が詔を奉じて訳した『金剛恐怖集会方広軌儀観自在菩薩三世最勝心明王経』という法成寺からツリを取るほど長い題目の仏典に、摩訶迦羅天は大黒天なり、象皮を披き横に一槍を把る云々。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
第二講 語るより歩む観自在菩薩。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
般若の哲学 これから申し上げるところは、「観自在菩薩、深般若波羅蜜多を行ずる時、五|蘊は皆空なりと照見して、一切の苦厄を度したもう」という一段であります。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
観音さまはどんな仏か さてまず「観自在菩薩」と申しますのは、観世音すなわち観音さまのことです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
観音さまは、自由自在に、世音すなわち世間の声、大衆の心の叫び、人間の心持を観察せられて、われわれの身の悶え、心の悩みを、救い給う仏でありますから、梵語のアバローキティシュバラという原語を訳して、玄奘三蔵は「観自在」といっているのであります。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
ところで観自在菩薩が深般若波羅蜜多を行ずるということは、つまり般若の智慧を完成されたということですが、それは要するに六度の行を実践されたことにほかならぬのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
さて、観自在菩薩が、般若の宗教を体験せられたその結果は、どうであったかといいますと、「五|蘊はみな空なりと照見せられて、ついに一切の苦厄を度せられた」というのであります。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
したがって、五蘊は皆空、すなわち一切のものみな空だということが、つまり観自在菩薩の体験内容たる般若の真風光であるわけです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
観自在菩薩は、その名の通り、一切の衆生を自由に観察し救済する菩薩である。
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般若心経の冒頭には、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」と記されている。
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彼は観自在の慈悲深い眼差しに心を奪われ、仏教美術に深く傾倒した。
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