月とスッポン
つきとすっぽん
表現名詞
標準
two things that are superficially similar but completely different
文例 · 用例
尤も、これ一つ違ふだけで、月とスッポンの違ひになる。
— 坂口安吾 『講談先生』 青空文庫
尤も、これ一つ違うだけで、月とスッポンの違いになる。
— 坂口安吾 『講談先生』 青空文庫
「いかなる大戦争も、原子バクダンも、水素バクダンも、今のところ、この風流をねじふせる見込みはとても望みがないだろう」 書斎の観測などは、実世間を相距ること、月とスッポンよりも距りがあるものだ、と観念せざるを得なかったのである。
— 坂口安吾 『風流』 青空文庫
一昔前と思い合せれば、月とスッポンの差があって、当時は囲碁界に於て木谷怪童丸と呉清源の両新人が現れて、碁界は三連星、天元等々新風サッソウたるにひきかえ、将棋の方は老朽七八段がガンクビを揃えて、あとにつゞく新風なく、養老院のような衰弱ぶりを示していたのであった。
— 坂口安吾 『戦後新人論』 青空文庫
家主の方も相当な洋館にいるが、差配にくらべると、月とスッポンである。
— 坂口安吾 『温浴』 青空文庫
「腕と云い、気立と云い、顔かたちと云い、人品と云い、ウチの唐変木どもとは月とスッポンだよ。
— その十六 家族は六人・目一ツ半 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
兄弟なのに性格は月とスッポンで、全く似ていない。
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彼の言葉と行動は月とスッポンで、信頼できない。
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今回のプロジェクトの出来は、前回とは月とスッポンだ。
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