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蝮酒

まむしざけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
一六八一年に成ったフライヤーの『|東印度および波斯新話』一二三頁に、蝮酒は肺癆を治し、娼妓の疲れ痩せたるを復すといい、サウシの『随得録』四には、蝮酒は能く性欲を強くするとある。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
その代り見やがれお前の行った方に、もしも宗さんがいなかろうものなら、皮をひっぺがして蝮酒にするよ」 すると蝮は動き出した。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
妾の住居は七つ寺、蝮酒屋でございます。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
そうしてお願い致します、別れて逢えない宗さんを、どなたかお見掛けなさいましたら、さっきも申した七ツ寺、蝮酒屋までおいでくだされ、お教えなすってくださいまし。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
七ツ寺の蝮酒屋 その同じ日の夜であった、七ツ寺の蝮酒屋、そこの腰掛けに腰かけているのが、大蛇使いの組紐のお仙、今日の言葉でいう時は、女給に住み込んでいるのであった。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
蝮酒屋と云ったところで、蝮酒ばかりを飲ませるのではなく、普通の居酒屋に過ぎないのであったが、所望によっては蝮酒も飲ませた。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
お仙が美しいというところから、経師屋連や狼連が、近来とみに増加して、蝮酒屋は繁昌した。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
道人さがしに出かけたが、これぞと思われる噂も聞かず、通りかかったのが七ツ寺、評判の高い蝮酒屋、客の出入りも多かろう、噂を聞かないものでもないと、そこではいって来たのである。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫