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名詞
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標準
文例 · 用例
禿頭に捩じ鉢巻で、血眼になって家財道具を運ぶ老爺もあれば、尻も臍もあらわに着物をり上げ、濁流中で狂気のように立騒いでいる女も見える。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
某名士氏は静かに白髯をしながら立ち上った。
夢野久作 恐ろしい東京 青空文庫
老人は髯をげて笑う。
夏目漱石 草枕 青空文庫
翻し、飛躍し、奔跳する海である。
田山花袋 ある僧の奇蹟 青空文庫
時代精神といふものは、大きなことをするものではあるが、根本から言つて見ると、大海の上に翻する波濤のやうなものである。
田山録弥 現代と旋廻軸 青空文庫
蝉は殻を脱げども、人はおのれを脱れ得ざれば、戦いの熱病の熱に中絶えし記憶の糸はその体のやや癒えてその心の平生に復るとともにまたおのずからげ起こされざるを得ざりしなり。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
巨鬣潮噴雪花 万夫攅矛海門譁頼 山陽     * われ、すこしの閑をえて、以上の地に遊びたるは、二十八年、八月のことなりき。
蒲原有明 松浦あがた 青空文庫
そして、これを繞ッて、余興を見せたのは、雲社(遊芸人のクラブ)の連中だったが、中には地方芸人も交じっており、たとえば、解珍、解宝、鉄叫子の楽和といったような人物が、そのうちに紛れ込んでいなかったとは限らない。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫