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解れる

ほつれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to become frayed
文例 · 用例
そして若し彼女等が此の世にゐないのだつたら…………どちらにしても、靴の音を聞く苦しみから、自分は全く解れることになるのだ。
梶井基次郎 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン 青空文庫
女々しいとか、意気地なしにも解れるが、僕のここに用いた女らしいというは善意に解いたので、温和柔順の意味である。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
」 解れる樣に語るお秀、それを迎へて平次は優しく促しました。
矢取娘 錢形平次捕物控 青空文庫
」 解れるように語るお秀、それを迎えて平次は優しく促しました。
矢取娘 銭形平次捕物控 青空文庫
――と共に、あらゆる飢寒や辛酸との闘いも心ゆるんで、骨も肉も、筋も、いちどにばらばらに解れるかのような気もちになり、どたっと、そこへ坐ってしまった。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
風に解れると、女文字が手からこぼれる。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
午前0時を過ぎると、死体のように冷やかな銀行街から、大江村を渡って、鬢にほつれるある女が夜間薬品店にあらわれると、灯籠道でもあるくように蒼ざめて、淀川の水面に赤いレッテルの商標を投じた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
そこを、よう聴きわけてくれたなら――」「いいえ、いやじゃいやじゃ」 と、女賊は、髷がゆるみ、鬢の毛がほつれるほど激しく、かぶりを振って、ぎゅっと、雪之丞の二の腕を、爪の立つほどつかむのだった。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
使い込んだロープが、ついにほつれて使い物にならなくなった。
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長時間の歩行で、靴下のつま先がほつれて穴が開きそうだった。
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洗濯を繰り返すうちに、シャツの襟元が少しずつほつれてきた。
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