間出
かんしゅつ
名詞
標準
travelling incognito
文例 · 用例
日本人では自分の外に九州大学の桑木さんもある期間出席されたように思う。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
一八八二年十月に発熱性のリューマチスに罹って数週間出勤が出来なかった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
……晝間出掛けられますか。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
中小姓の山崎さんはと訊くと、これも昼間出たぎりでまだ帰らないと門番が教えてくれた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
冠婚葬祭を軽んずる様で人間出世は出来ぬという信念をもっている。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
昼間出れば出られぬことはない筈だが、使っている小女が子供と云っても好い位だから、何一つ任せて置かれない。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
玄關と向ふの醫者の裏板塀との細い露地を通り、自分の家の臺どころの角から曲つて、また細い露地を三四間出ると、我善坊の通りだ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
「せめて三四時間出るところでなくちや、旅行したやうな気がしないや。
— 徳田秋聲 『青い風』 青空文庫
作例 · 標準
王子様は身分を隠して間出し、庶民の暮らしぶりを視察した。
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有名な小説家が取材のために間出し、地方の小さな村で数週間過ごした。
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SPの目を掻い潜り、彼女はこっそり間出して市内の祭りを楽しんだ。
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昔の偉い人は、世の中の様子を知るために、よく間出したという。
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標準
occasionally making an appearance
作例 · 標準
珍しい野鳥が、冬になるとこの池に間出する。
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何度か間出した彼の名前が、ついに論文の共著者リストに載った。
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あの歌手は最近、テレビ番組に間出することが少なくなった。
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霧の中から、城の輪郭が間出したり消えたりした。
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