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只中

ただなか
名詞頻度ランク #37347 · 青空 104
1
標準
middle
文例 · 用例
それがために暗黒アフリカの真只中にロンドン製品の包紙がちらばるようなことになる。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
それから、旗を…… しかし、その旗はみるみる光りはじめ、躍り上がり、大きくなり、眞赤になりだした…… ……………………………………… いましも、彼等の旗は敵の眞只中で燃えだしてゐるのだ。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 旗手クリストフ・リルケ抄 青空文庫
そこで、彼はその眞只中へ自分の馬を躍り入らせた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 旗手クリストフ・リルケ抄 青空文庫
戀人は自分の戀の眞只中にゐる。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 青空文庫
「ばか……どこまで行くんだ……ばか、きちがい……小初……先生……小初先生……ばか……ばか……」 風の加った雨脚の激しい海の真只中だ。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
ちょうど「泥中の蓮の花」のように、雑多な野心や誘惑や愛欲の真只中に生活しながらもその汚れに染まず、しかもその欲望、誘惑をうまく消化善用して立派な人格完成、絶対の安心、無上の幸福という花を咲かせるのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
堕落が来たら堕落のまっ只中に割って入り堕落を怖れぬ勇気あってはじめて現実の理想化が行える。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
一筋の道は、湖の只中を霞の渡るように思われた。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
作例 · 標準
激しい嵐の只中にあって、船は木の葉のように揺れていた。
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彼は今、人生の苦難の只中にいるが、決して希望を捨てていない。
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祭りの喧騒の只中で、私は不意に孤独を感じた。
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