大山鳴動
たいざんめいどう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
big fuss over nothing
文例 · 用例
大山鳴動して一鼠が飛び出したといったようなときの笑いは理知的であり、校長先生の時ならぬくしゃめが生徒の間に呼び起こす笑いなどには道徳的の色彩がある。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
「大山鳴動して鼠一匹という寓話を聞かれたことがありますか?
— 宝島 『宝島』 青空文庫
六 歴史の概念に到達したところで、最早餘談を試みる必要もない譯であるが、今やそれが單に記録であると知れたので、讀者或は大山鳴動走鼠一匹の感を爲すものあらば、甚だ遺憾と思ふのであるから、萬一の誤解を驅逐するため、越境の譏を犯して、記録の困難を一瞥して見る。
— 狩野亨吉 『歴史の概念』 青空文庫
「大山鳴動して鼡一匹!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
大山鳴動して鼡一匹さ、アッハッハッハッ、見せたかったよ姥に!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
大山鳴動して半星一ツ転がり出した土俵異変――これを名付けて『太刀、駒の八百長崩れ』といつたのである。
— 栗島山之助 『八百長くづれ』 青空文庫
しかしその、ごッたすッたの間に、八方|筒抜けの蓆小屋の事とて、当然、逃げるべきものは遁れ、避難する見物は避難して、あとに残ったのは小屋者の男衆のみで、大山鳴動して鼠一匹のかたちがないでもない。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
大山鳴動という言葉通り、騒がしいだけで何も変わらなかった。
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彼は大山鳴動するような騒ぎを起こしたが、結局は些細なことだった。
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委員会で大山鳴動したが、決定は先延ばしになった。
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