様画
ようが
名詞
標準
文例 · 用例
糸柾の檜の柱や、欄間の彫刻や、極彩色の模様画のある大きな杉戸や、黒柿の床框などの出来ばえを、上さんは自慢そうに、お島に話して聞せた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
ことに欄間の周囲に張つた模様画は、自分の知り合ひの去る画家に頼んで、色々相談の揚句に成つたものだから、特更興味が深い。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
ことに欄間の周囲に張った模様画は、自分の知り合いのさる画家に頼んで、色々相談の揚句に成ったものだから、特更興味が深い。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
替え立ての畳の上に、丸い紫檀の刳抜盆が一つ出ていて、中に置いた湯呑には、京都の浅井黙語の模様画が染め付けてあった。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
写せばそのままの模様画になる。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
梯子のような細長い枠へ紙を張ったり、ペンキ塗の一枚板へ模様画みたような色彩を施こしたりしてある。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
なるほど雪隠などに這入って雨の漏る壁を余念なく眺めていると、なかなかうまい模様画が自然に出来ているぜ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
入れ代って飛び込んで来たのは普通一般の化物とは違って背中に模様画をほり付けている。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫