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権門勢家

けんもんせいか
名詞
1
標準
great and powerful person
文例 · 用例
されど現時一般女学校の有様を見るに、その学科は徒に高尚に走り、そのいわゆる工芸科なる者もまた優美を旨とし以て奢侈贅沢の用に供せらるるも、実際生計の助けとなる者あらず、以て権門勢家の令閨となる者を養うべきも、中流以下の家政を取るの賢婦人を出すに足らず。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
里や都に出れば、権門勢家に出入りしては、活計の立つ位の補給を受け、主として文芸方面の顧問としての用を足したのであつた。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
又は自分の土地を荘園へ寄進して脱税をはかるという風潮が全国一般のことになったから、国有の土地が減少して寺領とか権門勢家に所属する荘園がふとって、貴族や寺院は富み栄えて貴族時代を現出する。
坂口安吾 土の中からの話 青空文庫
又は自分の土地を荘園へ寄進して脱税をはかるといふ風潮が全国一般のことになつたから、国有の土地が減少して寺領とか権門勢家に所属する荘園がふとつて、貴族や寺院は富み栄えて貴族時代を現出する。
坂口安吾 土の中からの話 青空文庫
全国耕地の殆どすべては院宮社寺権門勢家の荘園となってしまって、彼らはただそれを耕作するの農奴に過ぎなかったのである。
喜田貞吉 間人考 青空文庫
ことに各地における課役規避の偽法師の立場からいえば、身を付近の荘園に托して、権門勢家の勢力の下に隠れることは、わざわざ遠く叡山や奈良等の諸大寺に走るよりも、いっそう便利であったに相違ない。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
すでに近衛家にも五箇所の散所が属して、その駆使するところとなっていたとすれば、他の権門勢家にもまた同様のことがあったと想像せざるをえぬ。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
さきに権門勢家のみならず、他の有力なる神社にもまた必ずそれがあったに相違ない。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
作例 · 標準
当時の政権は、少数の権門勢家によって牛耳られていた。
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権門勢家が私腹を肥やす一方で、民衆は苦しんだ。
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彼は権門勢家の圧力にも屈せず、改革を進めた。
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