出和了り
であがり異読 でアガリ・デアガリ
名詞動詞-サ変多音語
標準
winning from another's discarded tile
文例 · 用例
ところが、又もやのろしが教会の方であがりました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
「あのな、蛤であがりますか。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
「こんなだと、戸外は暑いだらうね、さあ、おあがりよ、今日は、旦那も御留守だから、遠慮はいらない、おあがりよ、」 少年は恥かしさうにして冠つてゐた学校帽を脱いて、もぢ/\してゐたがそれでも草履を脱いであがり、室の敷居際へ行つてその敷居に腰をかけて縁側の方へ斜に両足を投げ出した。
— 田中貢太郎 『海異志』 青空文庫
ぼくはカアッとなり、屈辱の思いにひかれ、ベッドの上から、紅いセエム革の手帳を、鷲掴みにし、一気に、階段をとんであがり、誰もいない、Cデッキの蔭に行ってから、思いッきり手帳をとおくに投げつけました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
あの階段の下までいったあとは、ぜったいに、声をださないこと、それから足音をできるだけたてないこと、だまって上まであがり、それから一分間外を見てそれからまただまっておりてくるのですよ。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
椅子の上に立ち上ってみたり、マントルピースの上の石像をさわってみたり、階段の手すりを持たないであがり降りしようとしたりした。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
そして、上まであがりきりますと、トントンと戸をたたいて、「お姫さま、いちばん下のお姫さま、どうかこの戸をあけてください。
— または鉄のハインリッヒ 『カエルの王さま』 青空文庫
そこであがりまつか、庭へ出まつか?
— 三好十郎 『浮標』 青空文庫
作例 · 標準
彼はリーチをかけていたところに、下家からの出和了りで満貫を上がった。
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出和了りの場合は、ロンと宣言して牌を倒す。
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その対局は、最終局で劇的な出和了りによって決着した。
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