馬蹄形
ばていけい
名詞-の形容詞名詞
標準
horseshoe-shaped
文例 · 用例
灰で塗られた雪田は、風の吹きつけた痕らしく、おもてに馬蹄形の紋をあらわしている、焼岳の右の肩から遠くの空へ、飛騨の白山つづきの山脈が、広重の錦絵によく見るような、古ぼけた煤色をぼかしている。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
その手前はうららかな孔雀石の馬蹄形の淵になってゐた。
— 宮沢賢治 『あけがた』 青空文庫
道端の事、とあえて意にも留めない様子で、同じように爪さきを刻んでいると、空の鵄が暗号でもしたらしい、一枚びらき馬蹄形の重い扉が、長閑な小春に、ズンと響くと、がらがらぎいと鎖で開いて、二人を、裡へ吸って、ずーんと閉った。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
桟橋にも、馬蹄形の街にも、その後ろなる山も、高原も、みな、美しく、厚い、雪で念入りにおおわれ、雪面を吹きまくる北海道の風はしびれるように痛かった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
停車場は室蘭の町をズッと深く入り込んで、馬蹄形の一端に寄った方にあった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
三人はそろって、どこか、そこが外国の町ででもあるような感じを抱きながら、馬蹄形にその船へ向かった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
三人は、また、四本の足をもって、馬蹄形の海岸の石崖の端を、とぼとぼと拾い歩きして行った。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
そこは、港の最奥部で、馬蹄形の頂点になっていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
その遺跡からは、馬蹄形の装飾品が発見された。
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馬蹄形のテーブルは、会議でよく使われる。
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彼の家には、馬蹄形の幸運を呼ぶ飾りが玄関にぶら下がっている。
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