詩草
しそう
名詞
標準
文例 · 用例
六月十三日夏涼茅屋階下雖不過三間、夏來而頗涼臥月吟詩草屋隈 月に臥して詩を吟ず草屋の隈、北窗南、風に向つて開く。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
(六) (跋東坡詩草) 東坡の此詩に云ふ、清吟雑夢寐、得句|旋已忘と。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
元旦に大雨が降りそそいだので、竹渓は家に留り、座右の手函に蔵めた詩草を取出してこれを改刪しやや意に満ちたもの凡一百首を択み、書斎の床の間に壇を設けて陶淵明の集と、自選の詩とを祭った。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
著書に『観光遊記』、『尊攘紀事』、『渉史偶筆』、『北遊詩草』その他がある。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
四十年五月、醉茗君が『文庫』の記者を辭し、獨立して起こした詩草社に對立して早稻田詩社が起こりましたが、この一派は詩草社との感情衝突から、『孔雀船』に對して隨分ひどい惡聲惡罵を浴びせました。
— 中山省三郎 『「孔雀船」解説』 青空文庫