尾肉
おにく
名詞
標準
whale tail
文例 · 用例
その尾に夥しく節あり、驚く時非常な力で尾肉を固く縮める故ちょっと触れば二、三片に断れながら跳り廻る。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
と云ってどこにも一点として、精神的のところはなくて、徹頭徹尾肉感的であった。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
深山榛の木の根方にうち倒れた、醜い空骸は、土に還ると共に、根方に寄生して、そこから穂のような花をさし出すおにくという植物になった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「でもお祖父様はご自分のためには、しまいまでお祈りをしませんでした」「お嬢様のおためには祈られました」「神よ、私をおにくしみください。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
其地は、畏るべきところとして、半固有名詞風におにくまともかみくまとも言うて居たのであらう。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
もちろん ものうりの にぐるまは まわってきます ―― おにくやさんに、 うおやさん、 それから ぱんやきティモシー。
— THE TALE OF GINGER AND PICKLES 『ジンジャー&ピクルスのはなし』 青空文庫
おさかな いらないおにくも ばいばい!
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
ことにそなたはまだ年端もいかねば、藩中のお歴々からあらぬおにくしみをうけても、そなたのためになりませぬ。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
例句