苗圃
びょうほ
名詞
標準
seedbed
文例 · 用例
野原は今は練兵場や粟の畑や苗圃などになってそれでも騎兵の馬が光ったり、白いシャツの人が働いたり、汽車で通ってもなかなか奇麗ですけれども、前はまだまだ立派でした。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
「べうほ(苗圃)をうくわい(迂回)して行きや、ぢつきせいはん(製板小屋)が見えるがのし」此は、五十恰好の木樵りが大台ヶ原の山中で、道を教へてくれた時の語です。
— 折口信夫 『新しい国語教育の方角』 青空文庫
移植と蕃殖の可能の種類は、苗圃を作り愛好者に分譲する考えである。
— 平野長蔵 『尾瀬沼の四季』 青空文庫
そしてその年の冬には学校の工事場から荒土を一杯車に積み込んで自分の家の庭へ運び、霜柱の苗圃を作って、その中で出来る天然の霜柱の観測をしていた。
— 中谷宇吉郎 『霜柱と白粉の話』 青空文庫
もう一人――名前を忘れたから、もう一人というよりほかに仕方がないが――これは熊岳城の苗圃の長で、もと橋本に教わった事があると云うだけに、手綱を執る術を心得ている。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
苗圃長も負けずに、続いて行く。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
作例 · 標準
林業家は、新しい苗木を育てるために苗圃を整備した。
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この地域には、広大な面積を誇る苗圃が点在している。
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苗圃で丁寧に育てられた苗木は、やがて豊かな森を作る。
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