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ぼたり

ぼたり異読 ぼったり
副詞副詞-と
1
標準
falling with a splat
文例 · 用例
何しろ体が凌ぎよくなったために足の弱も忘れたので、道も大きに捗取って、まずこれで七分は森の中を越したろうと思う処で五六尺|天窓の上らしかった樹の枝から、ぼたりと笠の上へ落ち留まったものがある。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
この時は目に見えて、上からぼたりぼたりと真黒な痩せた筋の入った雨が体へ降かかって来たではないか。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
熟過た無花果がぼたりと落ちる。
国木田独歩 怠惰屋の弟子入り 青空文庫
駒鳥はね、丈の高い、籠ん中を下から上へ飛んで、すがって、ひょいと逆に腹を見せて熟柿の落こちるようにぼたりとおりて、餌をつついて、私をばかまいつけない、ちっとも気に懸けてくれようとはしなかった、それでもない。
泉鏡花 化鳥 青空文庫
今まで衝立に掛っていた紐がぼたりと落ちたが、それがそのまま蛇のように、よろよろと這って寝床の中へ入って来た。
田中貢太郎 這って来る紐 青空文庫
何しろ体が凌ぎよくなつたゝめに足の弱も忘れたので、道も大きに捗取つて、先づこれで七|分は森の中を越したらうと思ふ処で、五六|尺天窓の上らしかつた樹の枝から、ぼたりと笠の上へ落ち留まつたものがある。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
此時は目に見えて、上からぼたり/\と真黒な瘠せた筋の入つた雨が体へ降かゝつて来たではないか。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
と、豆のようにぼたりと落ちた。
横光利一 青空文庫
作例 · 標準
熟した柿が、庭の地面にぼたりと落ちた。
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絵の具がパレットから床にぼたりと垂れた。
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大粒の雨が窓ガラスにぼたりと当たった。
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