にべも無い
にべもない異読 ニベもない
表現形容詞
標準
curt
文例 · 用例
雲一つなく暮れて行く空を刺していた黒い鉄骨のエッフェル塔は余りににべも無い。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
人が成功と思ってくれるのを、いくら自分は不満足だとて、にべもない顔をしているのは、あまりに人間味がありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」と、にべもない返事に、美和子はしょげた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
母が、自分の面前で、何のにべもないように、青年を斥けたのも、みんな自分に対する義理なのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
母が、自分の面前で、何のにべもないやうに、青年を斥けたのも、みんな自分に対する義理なのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
「お清は加藤と使いに出て居りませんよ」と、にべもない返事です。
— 小酒井不木 『安死術』 青空文庫
私は『書きたければ勝手にお書きになればいいんじゃありませんか』とにべもない返事をいたしましたが」云々と、当時自分自身の身辺がとりこんでいておちおち相談にものれなかった有様が飾りなく語られている。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
にべもない返事であった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
「もう結構です」と、彼女はにべもない返事をした。
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にべもない態度で断られたので、それ以上話しかけるのをやめた。
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彼の言葉はいつもにべもないが、根は優しい人だと知っている。
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