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町名主

まちなぬし
名詞
1
標準
senior town administrator (Edo period)
文例 · 用例
安政時代、地震や饑饉で迷子が夥しく殖えたため、その頃あの界隈の町名主等が建てたものであるが、明治以来|殆ど土地の人にも忘れられていた。
岡本かの子 河明り 青空文庫
ここらにも町名主の玄関はある。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
また一方には親方の庄蔵から町名主にその事情を訴えて、六三郎の赦免をしきりに嘆願したので、結局六三郎はお構いなしということで免された。
岡本綺堂 心中浪華の春雨 青空文庫
世間並のお世辞上手な利口者なら町内の交際ぐらいは格別|辛くも思わないはずだが、毎年の元旦に町名主の玄関で叩頭をして御慶を陳べるのを何よりも辛がっていた、負け嫌いの意地ッ張がこんな処に現われるので、心からの頭の低い如才ない人では決してなかった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
小林城三となって後、金千両を水戸様へ献上して葵の時服を拝領してからの或時、この御紋服を着て馬上で町内へ乗込むと偶然町名主に邂逅した。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
その頃はマダ葵の御紋の御威光が素晴らしい時だったから、町名主は御紋服を見ると周章てて土下座をして恭やしく敬礼した。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
山の手に九人、下町に二十一人町名主がいるはずだ。
へび使い小町 右門捕物帖 青空文庫
ふたりの配下がけんめいに町名主どもへ伝達したとみえまして、申し渡した四ツ少しまえあたりから、いずれもなんのお呼び出しであろうといぶかりながら、遠くは乗り物、近くはおひろいで、それぞれ父親同道のもとに江戸美人たちが、ぞろぞろと名人係り吟味のお白州へ出頭いたしました。
へび使い小町 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の町名主は、治安維持や税の徴収も行った。
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町名主の屋敷は、町の中心部にあった。
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彼は町名主として、町民の信頼を集めていた。
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