こだら
こだら異読 コダラ
名詞
標準
Ficus erecta (species of fig)
文例 · 用例
」「ああ、」とお爺さんは鷹揚に笑ひ、「ここはどこだらう。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
いまぼくたちの居るとこ、ここだらう。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
とっこべとらこだらおれの方で取って食ってやるべ」 その語がまだ終らないうちに、神出鬼没のとっこべとらこが、門の向うの道のまん中にまっ白な毛をさか立てて、こっちをにらんで立ちました。
— 宮沢賢治 『とっこべとら子』 青空文庫
私は自分をいいをとこだと信じてゐたので、女中部屋なんかへ行つて、兄弟中で誰が一番いいをとこだらう、とそれとなく聞くことがあつた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
「おい、こゝはどこだらう。
— 横光利一 『美しい家』 青空文庫
うたゝ寝の夢のゆくへはいづこだらう。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
りよは知らなかつたので、「私も、通りすがりのもので知りませんね」と云ふと、自転車の男は小舎の方へ行つて、大きい声で区役所はどこだらうと聞いてゐる。
— 林芙美子 『下町』 青空文庫
そして、それが、いくにちもいくにちもふりつづけたら、まあせかいぢうはねこだらけ、いぬだらけ、ねずみだらけになるでせうね。
— 村山籌子 『もしも、あめのかはりに』 青空文庫
作例 · 標準
海岸沿いの岩場に、「こだら」の木がたくましく根を張っていた。
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この地域特有の「こだら」の実は、昔から薬として利用されてきた。
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夏の日差しを浴びて、「こだら」の葉が青々と茂っていた。
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