枝梗
しこう
名詞
標準
文例 · 用例
極く嫩い初期のときにはその節に早落性の苞があるから、推考することに鋭敏な人ならば、その花梗にさらに枝梗が出るはずだと想像することは敢て難事でもあるまいが、今日までそう考えた人は誰もなかったのであろう。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
その中軸は狭長で稜角があり、それが真直ぐに立っていて凡そ二寸半から七、八寸の長さを算するが、その枝梗はその中軸を心としてその周辺に開出散漫し風が吹けば一方に靡いている。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
花穂の長さは五、六寸から、一尺二、三寸|許もあり、枝梗の数は一穂に五、六条から五十条もあるのがあって、それが花穂中軸の節から凡そ二、三条位ずつ出て集まっている。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
花は小形で穂上に数多くそれが列をなし枝梗を通じて着いているのである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫