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名詞
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標準
文例 · 用例
〔塀のかなたに嘉治かも〕塀のかなたに嘉治かも、     ピアノぽろろと弾きたれば、一、あかきひのきのさなかより、  春のはむしらをどりいづ。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
この解釋は木曾出身の工學士遠藤於君を通して奈良井徳利屋の主人がわたしに答へて呉れたのであつた。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
三上於吉が一日に幾枚かき飛ばすとか、中里介山の「大菩薩峠」が驚くべき大作とか、そんな気の小さいことでは駄目だと思う。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
――少し、禿すぎてゐるが)愛する於吉は十一も齡下で、女性の持ちうる幸福を一人でもつてゐる人である。
直木三十五 長谷川時雨が卅歳若かつたら 青空文庫
依然として菊池寛であり、三上|於吉であり、中村武羅夫であり、加藤武雄である。
平林初之輔 昭和四年の文壇の概観 青空文庫
それ程ではないにしても、今、二三ヶ月三上於吉の名前が、どの新聞にも雑誌にも見えなかったとしたら、読者はきっと、「三上さんはまだ生きているだろうか」とあやしむに相違ない。
平林初之輔 昭和四年の文壇の概観 青空文庫
十一月十九日坂本龍馬加藤於之介様菊地清兵衛様貴下
安政五年十一月十九日 住谷信順、大胡資敬あて 手紙 青空文庫
おほさゞきの命と木宿禰の誕生の際の事実は、此側から説くべきものかも知れないし、ほのすせり・ほてり・ほをり或は、ほむちわけなど言ふ名も、一つ範囲に入るものとも思はれる。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫