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泳ぎ出す

およぎだす
動詞
1
標準
文例 · 用例
私たちはいまにだんだん深い処へさへ来れば、兵隊たちはたてがみにとりついて泳ぎ出すだらうと思って待ってゐました。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
私たちはいまにだんだん深い処へさえ来れば、兵隊たちはたてがみにとりついて泳ぎ出すだろうと思って待っていました。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
が、風がまたどこからか吹いて来て、湿っぽい、蒼臭い、汗蒸れた匂が、薬の香に交って、むらむらとそこらへ泳ぎ出す
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
冷い酢の香が芬と立つと、瓜、李の躍る底から、心太が三ツ四ツ、むくむくと泳ぎ出す
泉鏡花 瓜の涙 青空文庫
いくら異人だってこういう奴らにおだてられちゃあ、自然に泳ぎ出す気にもなりましょうよ。
異人の首 半七捕物帳 青空文庫
あはやその尾端が地に接しようとすると、音吉はまた大きく腕一杯に糸をたぐり、再び凧が松の木の上に泳ぎ出すと、徐ろに糸を伸ばした。
牧野信一 山峡の凧 青空文庫
足がふらりふらりと中風のように泳ぎ出す
横光利一 時間 青空文庫
春の初め、北極洋の氷帯に罅が入って、島のような大きな氷原が、その氷の大陸を離れて南へ泳ぎ出す
牧逸馬 運命のSOS 青空文庫
泳ぎ出す(およぎだす) — 幻辞.com