自棄っぱち
やけっぱち異読 ヤケっぱち
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
complete desperation
文例 · 用例
時にや自棄っぱちにもなりますよ。
— LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 青空文庫
緊張のなかに、へんに自棄っぱちな気持がこじれたままふくれ上り、冗談を言い合う声が奇妙にうわずって来るらしかった。
— 梅崎春生 『桜島』 青空文庫
そうすれば、あの殺した動機というのは、率直に申しますとつまりやけっぱちになった、つらあてという感情が非常に強く支配したんじゃないかと思うんです。
— ――参議院法務委員会での証人としての発言―― 『浦和充子の事件に関して』 青空文庫
己は、あんな大金を手に入れ損ねるし、おまけに首を絞められるとなったんで、やけっぱちになりかかっていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
どうせ死ぬ身なら同じことだ、風がこわければ、こいでこいで、こぎまくって死んでやれ」 半ばやけっぱちになった梶取たちの中で、船を出そうという者も出てきた。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
両大臣初め局長に至るまで、一同ことごとく緊張に疲れ、いささかやけっぱちになってフンゾリ返っているというのも、またやむを得ぬ次第であった。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
元気のままに、やけっぱちのままに、彼は絞首役人の上に踊りかかった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
ここでは人類が現れる前、五十万年以上の昔から居住不能だった気候の下で、高さ六千メートルに及ぶ地獄のように古い台地の上に、見渡す限り一面に膨大な数の石材が整然と立ち並んでおり、これらを何であれ意識的に建造された人工物以外の物だとするならば、それは単にやけっぱちな精神の自己保存に過ぎないだろう。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
作例 · 標準
「もう俺の人生は終わりだ」と自棄っぱちになった彼は、危険な賭け事に手を出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
何を言っても無駄だと悟り、彼は自棄っぱちな態度で警察の取り調べに応じている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
将来への希望を失い、自棄っぱちになって自暴自棄な生活を送るのは悲しすぎる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview