御鏡
おかがみ
名詞
標準
文例 · 用例
※かなりその肇国、 窮みなし天つみ業、 いざ仰げ大御言を、 畏きや清の御鏡。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
少女たち、黄菊には御鏡の明りがある。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
※かなりその肇國、 窮みなし天つみ業、 いざ仰げ大御言を、 畏きや清の御鏡。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
御劍や御光添ひ、御璽やいや榮えに、數多の御鏡や勾玉や、さやさやし御茵や、照り足らはせ。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
御剣や御光添ひ、御璽やいや栄えに、数多の御鏡や勾玉や、さやさやし御茵や、照り足らはせ。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
」「ええ、中島伊勢様とおっしゃる大奥お出入りの御鏡師ということでございますの」と言いながら、何と思ったか、おしおはきゅうに顔を赧らめた。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
が、加茂の御社へ行けば、御鏡の中にありありと、侍従の顔が映つて見える。
— 芥川龍之介 『好色』 青空文庫
普通、庶人の注文とは異なって、宮中の御用のことで、わけて御化粧の間の御用具の中でも御鏡は尊いもの、畏きあたりの御目にも留まることで、仕事の難易はとにかく事疎かに取り掛かるものでないから、斎戒沐浴をするというほどではなくとも身と心とを清浄にして早春の気持よい吉日を選んでその日から彫り初めました。
— 皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫