解放運動
かいほううんどう
名詞
標準
liberation movement
文例 · 用例
俺が子供に贈物にする事の出来そうな唯一の望みは、プロレタリア解放運動の上にかかっているんだ!
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
「青空」から新人會へ、文學から解放運動へ出て行つた私達の一人はその後もよく云つてゐた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
そして中産階級の娘で女性解放運動に携わっている女と、自分の主義や理論を証明するような意気込みの結婚をした。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
彼の知識的の妻も、解放運動などはおくびにも出さなくなり、克明に店や家庭に働いている。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
私の解放運動など、先覚者として一身の名誉のためのものと言って言えないこともなく、そのほうで、どんどん出世しているうちは、面白く、張り合いもございましたが、スパイ説など出て来たんでは、遠からず失脚ですし、とにかく、いやでした。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
あなた等なんかの場合の解放運動は、すぐ代わりの人間が出来るので、なかなか難しいそうだが、僕等の組合は、出来てしまえば、そりゃ強いよ。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
同志諸君俺たちのレーニン愛情の火のかたまり彼が俺たちの解放運動の為めに厳寒の雪野原をまつしぐらに橇を飛ばしてロシアに帰つた光景をまざ/゛\と想ひうかべよう。
— ―3― 『小熊秀雄全集』 青空文庫
若い美術家は、そこで、彫刻において、赤衛兵を、ソヴェトの男女労働者を、世界プロレタリア解放運動のための闘士を大きく記念碑的に表現しようとして、技術がなかなか追いつかぬ。
— 宮本百合子 『プロレタリア美術展を観る』 青空文庫