将軍家
しょうぐんけ
名詞
標準
family positioned to accede to the shogunate
文例 · 用例
「尤もそこは女だけに、将軍家の御落胤というほどの大きな触れ込みをしないで、男の天一坊ほどの評判にはなりませんでしたが、小さい女天一坊は幾らもありましたよ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
「ドド……胴と……足が……ベベベ別々に……ワワワワァ――ッ……」 時は徳川十一代将軍家斉公の享和二年三月十一日、桃のお節句以来、晴れ続いた朝のことであった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
貴方を将軍家だ思うて、橋から青竹を差出します。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
十日、庚戌、将軍家御疱瘡、頗る心神を悩ましめ給ふ、之に依つて近国の御家人等群参す。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿九日、己巳、雨降る、将軍家御平癒の間、御沐浴有り。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
けれども、ただお一人、さきの将軍家右大臣さまの事を思ふと、この胸がつぶれます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
御台所さまはそれを聞いて、え堪へず、泣き伏しておしまひになりましたが、尼御台さまは、なほも将軍家のお顔から眼をそらさず静かな御口調で、ご存じかの、とあのお方にお尋ねなさるのでございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
将軍家に仕える名門の出身として、彼は幼い頃から厳しく教育された。
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この屋敷には、かつて将軍家から拝領した貴重な宝物が眠っている。
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将軍家の跡継ぎ問題に端を発し、幕閣内で激しい権力争いが起きた。
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ウィキペディア
将軍家(しょうぐんけ)は、日本の中世において、征夷大将軍または近衛府大将に叙任された武家の棟梁が、政権を樹立する際に公家の家政制度に倣って創始したものである。自身、および世襲を確立した際には嫡子を始めとする家族と、家政機関である政所を含んだ。
出典: 将軍家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0