新領
しんりょう
名詞
標準
文例 · 用例
その肉体の地図に分割された新領土に僕は住んでいる。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
塔は高さ三|尺五|寸、三尖方形の大理石で、其滑なる表面には「大日本帝國新領地朝日島」なる十一|字が深く刻まれて、塔の裏面には、發見の時日と、發見者櫻木海軍大佐の名とが、明に記銘されて居るのだ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
紀念塔の建立は終つて、吾等は五六|歩退いて眺めると、麗はしき大理石の塔の表面には、鮮明に『大日本帝國新領地朝日島』。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
斯様なると暴風雨は弱い塀に崇る道理で、魔の手は蒲生へ向うよりは葛西大崎の新領主となった木村伊勢守父子の方へ向って伸ばされ出した。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
西を向いても東を向いても親類縁者が有るでも無い新領地での苦境に陥っては、二人は予ての秀吉の言葉に依って、会津の蒲生氏郷とは随分の遠距離だが其の来援を乞うよりほか無かった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
木村父子の材能が見抜けぬ秀吉でも無く、新領主と地侍とが何様なイキサツを生じ易いものだということを合点せぬ秀吉でも無い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
新領地の事であるから、留守にも十分に心を配らねばならぬ、木村父子の覆轍を踏んではならぬ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
コンピューターを使ったゲームは、おそらくは新しい芸術分野、ストーリーと造形、そして音楽とがミックスされた新領域として発展していくでしょう。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫